今何処に行っても、「名古屋は景気がいい」という声が聞こえてきます。現に3月に発表された公示地価も、名古屋はトップの方を占めていました。
皆さんもご存知の通り、名古屋では3月25日から愛知万博が開催され、それに伴いショッピング街には有名ブランドショップがオープンし、中部国際空港が開港するなどこれまで以上の賑わいです。
そこで今日は中部国際空港について書きたいと思います。
中部国際空港が開港されてからもう何度も利用しています。空港の印象としては、大変開放的で自然の光をたくさん取り入れており、その中で竹林を演出するなど日本的な雰囲気をうまく表現しています。
また、これまでの空港と違って空港の設計、施工の段階から大変環境へ配慮しており、現在も環境に対するさまざまな取り組みを行っています。(下記アドレスに取り組みが紹介されています。是非参照して下さい。)
その一部として、旅客ターミナルビルのセンターピア屋上には太陽光発電パネルがおいてあり、それで電気を供給している部分もあります。これまで、全国各地の空港をみていますが下記の写真のように明確になっているのは初めてでした。
また、中部国際空港の特長として挙げられるのが、顧客満足を大変重視していることです。やはり民間空港ということもあるのかもしれませんが、空港内には顧客満足アンケートコーナーが設置してあり、常に顧客の意見要望を取り入れる体制が整っています。
そして「できる事にはすぐに対応する」という姿勢を大変重視しており、プレオープン時に椅子が少ないという苦情があった際にも臨時に椅子を増設するなどを迅速な対応が大変印象的でした。
それは今のISO9001の考え方とまさしく同じです。
空港は当初予想していた人数よりも大幅に利用客が多い状態です。これも顧客対応の素早さが要因なのかもしれません。 |