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■ISO9001主任審査員の資格取得

 川南町の後藤大太郎さん(28)は、品質保証の国際規格ISO9001取得を希望する事業所などに対し、取得までのコンサルタントや予備審査を行うことができる「主任審査員」の資格を取得した。審査員の評価登録機関である日本規格協会(JRCA・東京都)によると「二十代の主任審査員は少ない」という。

 主任審査員は三段階ある審査員の最高位。事業所がISOを取得する際に必要となる、ISO規格に沿ったマニュアル作成から内部組織の構築などまでを行う。審査員補などと違い、審査機関が登録の是非の判断を下す直前の予備審査を行うことができる。
 後藤さんは大学で品質管理を専攻後、審査員補となり、これまで田野町の九州理工学院や県内外の事業所約百六十カ所のISO取得に携わった。その実績が認められ、書類審査を経て4月1日付でISO9001は主任審査員に、環境に関する規格ISO14001は審査員に昇格した。

 後藤さんはISOが地元活性化策の一つとにらむ。「川南には品質を重視している農家が多い。ISOを取得すれば付加価値も付き、顧客満足にもつながる。ISOの理解を広めるため、セミナーを開催したい」と張り切っている。

 ISOは国際標準化機構(スイス)が定めた国際標準。9001は製品やサービスの品質を維持管理するための最低限の要求事項を規定。14001は事業者が二酸化炭素や有害物質の排出抑制などの取り組みを定める認証制度。県内では昨年三月、宮崎市役所が取得している。

 JRCAによると、4月1日現在で主任審査員は全国で2573人。

宮崎日日新聞 [2003年05月21日]


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