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■この人

ISO14001の主任審査員として環境コンサルタントを行っている
後藤 大太郎(ごとう・だいたろう)さん



 「宮崎の美しい自然を残すため、環境について若い人にもっと関心を持ってほしい」。環境のISO14001、品質保証のISO9001という二つの国際規格で「主任審査員」の資格を持ち、規格取得を望む企業などを対象に指導や予備審査を行っている。14001の主任審査員は県内で二人と少なく、二十代で両方の資格を持っている審査員は全国でも珍しいという。

 東京理科大で品質管理を専攻し、ISOに興味を持った。卒業後、九州理工学院で講師として勤める中でさらに学び、昨年5月、仲間四人と独立。コンサルタント会社「統合マネジメントシステム研究所」を設立し、実家のある川南町に事務所を置いた。

 環境への配慮から現在、ISO取得を求める企業が増えている。しかし、これまでに登録のあった全国14,044件のうち、県内は64件(ともに1月31日現在)と全国でも少ない。「宮崎は都会に比べて自然が残っている分、県民が地球環境について危機感を持っていないのでは」と現状を憂う。

 これからの目標の一つとして「県版のISO」をつくることを挙げる。京都市などで実際に運用されており、「国際規格の取得よりコストが削減でき、中小企業が取り組みやすくなる」とメリットを強調する。

 これまで約200社のコンサルタントに携わるなど、全国を飛び回る多忙な毎日。趣味の旅行に出掛けても「つい仕事のことを考えてしまう」。川南町川南。29歳。

 (報道部・高橋正一郎)
宮崎日日新聞 [2004年03月18日]


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